新春は、ブラタ●リを辿って日光ぶらり。
1月10日と16日の2週に渡って「新春日光ぶらり」を開催いたしました。
1月10日(日)は日光東照宮編。
番組中にタモリさんを案内された、殿堂案内の春日さんに輪王寺・東照宮を案内いただきました。
限定20名はあっという間に定員になりました。
地元日光はもとより、仙台、東京、横浜そして長崎からも参加をいただきました。
この日の東照宮は大賑わい。人混みの間を抜う用に、説明を聴きながら進みました。
「日光東照宮は江戸のテーマパーク」と紹介されていた通り、万象結集したエンターテーメントな空間でした。
陽明門(改修工事中)を日暮しの門と呼ぶ通り、東照宮の見どころを拾い出したらいったいどのくらいの時間が必要になるものかと、途方もない事に思いを馳せてみました。
東照宮見学後は、希望者で金谷侍屋敷(歴史館)での見学とランチを。
ここでも、番組中に登場しタモリさんをご案内されていた館長の坂巻さんからご説明をいただけました。
「日光が“NIKKO”になった原点」ともいえる場所です。
一軒の侍屋敷を外国人旅行者に開放したことで、江戸以降のNIKKOの歴史がはじまります。
建物は、補修・改修されつつも往時を今に伝える佇まいがあります。また、庭にはイザベラ・バードの精巧なスケッチに残る木が今でも残っています。
400年前の日光と、150年前のNIKKOを感じながら、時の重なりを大いに感じることのできる一日となりました。
翌週1月16日(土)は門前町編。
こちらも番組中にタモリさんが立ち寄ったスポットを辿るコース取りとなりました。
昨秋の日光ぶらりのテーマに続き、「日光の門前町はどうやって作られたのか?part2~社寺を支えた門前町」と題して、午前中は西町を、午後は東町を巡りました。
さらに今回は、番組風に各コースにテーマを設けました。
西町は「江戸時代、西町には誰が暮らしたか?~西町の生業を探る」と題して、西町という町の成り立ちと生業(なりわい)に注目しながら歩きました。
東町は「“はじまりの日光”と東町を守った地形、作った地形」と題して、地形と町の成り立ちについて注目しながら歩きました。自然地形と人口地形に注目してみると、日光の町がいかに「守られてきたか」が分かります。
詳しくは、今後のツアーのネタバレになるといけませんので、ここでは省略いたします。(お楽しみに!)
この新春日光ぶらりに参加された方々からは、
「日光に住んでいても気に留めたこともなかった・知らなかった」
「日光によく来ているけど、まだまだ知らないことがたくさんあった」
「修学旅行以来の日光東照宮だったが、春日さんの話しは面白く、理解も深まった」
という感想をいただいております。
参加くださった皆様、ありがとうございました。
また、特に門前町編については、次回開催の問合せや、またの開催をご希望いただく声を多数いただいております。
まち歩き「日光ぶらり」は今後も続けます。
様々なテーマ、様々なコースで、日光門前を楽しんでいただけるようにと思います。(反省をもとに、工夫を重ねたいと思います。)
どうぞ、よろしくお願いいたします。
<事務局>