講演会「近代観光地日光のDNAについて話しをしよう」を開催しました


避暑地講演会
7月6日(水)19:30〜郷土センターにて日光まちづくり講座vol.3「近代観光地日光のDNAについて話しをしよう」と題した講演会を開催しました。
福田和美氏を講師としてお迎えし、避暑地としての日光の歴史を探るものでした。約40名程の参加を頂きました。
日光市内はもちろんの事、宇都宮や東京方面からもご参加いただき、福田先生の研究成果や避暑地としての日光への注目度の高さ、興味の深さが伺えました。
講演は途中休憩をはさみ3時間に渡るロングラン。
(休憩時には冷たい麦茶で一息つきました)
昨年度の「ニッコウ・ミエルカ・プロジェクト」の一貫として組み立てており、当初は昨年度内の開催を予定していたこの企画ですが、震災が影響しこの時期の開催となりました。
折しも「避暑地日光の再考」が求められている所かと思います。
国内でも早くから避暑地として注目を集めていた日光。
交通の利便と、押し寄せた人の波。
それと外国人たちの求めた涼と風景。
そのギャップからまちが「避暑の楽しみ」と離れていく結果となってしまったという歴史背景があるそうです。
福田先生は、これからを考える上で、観光と「深み」を考える。新しい観光立国時代の日光は、先人達の残した「遺産」を「資産」に変えて面白い町、尽きることない物語のある懐の深い町、謎のある町、魅惑する町、人たらしの町へと進化できるかが鍵になるだろうと仰っていました。
この講演を契機に何らかのアクションに繋がる事を期待して、また私たちNPOも活動して行こうと思います。
この模様はtwitter上で青龍晃(@seiryu_akira)アカウントが呟いています。twitterユーザの方は是非チェックしてみて下さい。
<岡>

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