「ふるさとの未来への提言発表会」@日光東中学校


 中学生が自分たちの住む地域を調査し、問題を把握、そして地域へ提言をするという日光東中学校の取り組みの成果発表に、当NPOもお招きいただきまして、大久保理事長、小池理事、吉新理事、と私岡井で参加させていただきました。
 会場には日光市役所、観光協会、JC日光の方々の姿もありました。
個人やグループに分かれての取り組みの中で、今回は代表で5組の発表がありました。
nh1
nh2
●「外国人観光客のためにできることはないだろうか」
 中山純平さん

日光には多くの外国人観光客が訪れている。何か困っていることはないか調べ、外国人向けのパンフレットを作ろう。
●「日光過疎化の現状」
 加藤萌さん

「誰もが安心して住める日光」にするため、空き家の活用(託児所や老人ホーム)や市民病院への直行バスを運行させよう。
●「日光の温泉をどうPRするか」
 高村澪奈さん 小又千夏さん

日光にはたくさんの温泉がある。それらの特徴を調べ、さらに多くの人に来てもらえるよう、ICカードを導入しよう。
●「大通りや駅周辺を改善し、観光客を取り戻そう」
 山口恕未さん 石澤美奈子さん 金子卓矢さん 相ヶ瀬大地さん

観光客が減ってきているので、イベントを計画し開催しよう。(駅前での大道芸や和楽踊り、花市の復活、日光彫り体験、お祭りの衣装試着体験など)
●「新観光都市日光へ」
 齋藤友香さん 林明日美さん 伊倉鉄平さん 早乙女公佑さん

まだ知られていないスポットを調べ、訪れやすいように、案内板の設置や交通手段の充実をさせよう。(道路の拡張、バス運行など)
nh3
全てパワーポイントを使ってのプレゼンテーションでした。
(このあたり、時代を感じます。NPO若手理事班では「きっと俺らの頃だったら模造紙だったよね」「OHPもあったね」みたいな話になりました。笑)
余談さておき、どれも問題をよく捉えた発表でした。
nh4
地図と提言書をいただきました。
提言書の中には、今回発表をされなかった中にも話を聞いてみたくなる内容がたくさんあります。
nh5
当NPOからはお礼に「ミウラ折」のちずを差し上げました。
————————————————————————————–
最後に15年前の卒業生から現在の生徒の皆さんへ一言。
 私たちの頃はこういった取り組みというか授業はありませんでした。
 「自分達のまちについて考える」という事は、決して「真面目」とか「恥ずかしい」事ではありません。むしろ、今や当たり前のことになっています。
 ハッキリ言ってしまえば、全国的に見ると、私たちの住む日光はまちづくりにおいてやや遅れをとってしまった地域だともいえます。
 そういう中にあって、今回皆さんの考えた事・感じた事は、その過程も含めて、きっと間違いはありません。
 これがきっかけになり、更にまちづくりに興味を持って、将来まちに戻り(または留まり)十年後くらいに私たちと一緒に考えたり行動したりしてくれる人が現れる事を切に願っています。バトンを受け取って下さい。
 
 お願いします。
————————————————————————————–
佐藤校長先生はじめ諸先生方、そして生徒の皆さん、ありがとうございました。
※頑張った中学生の姿を取材をする!と意気込んでデジカメを持って行ったのですが、SDカード忘れてしまい携帯で撮影しました。(^^; 画像荒い点ご了承下さい。
<岡>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
コメント欄からは各種お申込みは受け付けておりません。