このブログでも何度かお伝えしておりますが、日光門前のメインストリートとも言える国道119号の拡幅事業が進行中です。
第一区間である東武日光駅前の松原町からスタートし、第二区間の石屋町工区が終了しました。
1工区に概ね5年の時間をかけての事業です。
※撮影時(4月11日)には一部電柱が残っておりましたが、現在は抜柱工事が終了しております。
区間の最初にあたる部分には龍の街路灯も設置されました。
<龍の街路灯に関するこれまでの記事>
新しい街路灯(2009/2/19)
http://blog.npo-nikko.jp/?p=89除幕式アーカイブ(2009/7/2)
http://blog.npo-nikko.jp/?p=132「龍の街路灯」がマロニエ建築・景観奨励賞を受賞しました!(2010/10/20)
http://blog.npo-nikko.jp/?p=230
灯袋(ひぶくろ)には石屋町の町印(ちょうじるし)の「丸に石」の印が入ります。
<参考:町印やイメージカラーの活用を図りましょう!(規範より)>
http://www.npo-nikko.jp/kihan/kihan_5_2.html
4月に諸々の工事が終了し、4月16日、17日の日光弥生祭付祭では、華やかな花家体(はなやたい・町内ごとの山車の事)が練り歩きました。
空と山並み、そこに形づくられる家並みと道路。
ハレの日に繰り出される華やかな家体がつくり出す風景が、伝統を受け継ぎながら現代のスタイルを模索する“まちづくり”“まちなみづくり”であることをよく伝えています。
夜は街路灯にあかりが点り、家体の提灯や町印(各人が手に持つ提灯)と共演。提灯からのデザインモチーフであることがわかりました。
また、それらのまちなみとの親和性も確認できました。
丸い灯りが重なり合うハレの日の結びの時間帯。
町内同士の別れの挨拶も交わされます。
工夫を重ねてまちなみづくりが進んでいます。
この事業とまちなみの変化の様子は、今後も定期的にお伝えしたいと思います。
他の写真も日光門前まちづくりのFacebookページで掲載しておりますので、ご覧下さい。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.872774702782088.1073741827.147427028650196
本記事編集にあたり、栃木県日光土木事務所様から弥生祭時の写真をお借りいたしました。ありがとうございました。
(※画像の無断使用・無断掲載等はお断りいたします。)
(事務局)