本年もよろしくおねがいいたします。

早いもので、年が明けて一ヶ月があっという間に過ぎ去ろうとしています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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昨年は設立10周年の記念イヤーでした。(年度なので、まだ続いておりますが。)
これまでの10年をふりかえり、今後の10年、20年の計を立てたいと思います。
しかし、まずは「2017年」から。

今年はプレDCや特急TRAINSUITE四季島の運行開始、3月には日光東照宮の陽明門の修復作業完了と公開が控えています。
どのように「まち」で楽しんでいただくか、引続き大きなテーマになります。

まちづくりのテーマは「祭(いの)りのまち」です。
当然ですが、まちは様々な要素が複雑に絡み合いながら形成されています。
「暮らし」「人口」「商業」「魅力」など。
それらが姿として現れているもの。それが「景観」や「街並み」です。

よって、景観・街並みづくりは、まちづくりの中でも非常にレベルが高い(難易度が高い)ものと理解しています。
加えて、日光門前の街並みづくりは、非常に課題は複雑ですが、一つ一つ解きほぐして、一歩一歩進めて参りたいと思います。

また、これまで進めてきた、まちあるき事業「日光ぶらり」も、この春に特別版を開催予定です。
新たなテーマ、新たなコースも現在組み立てておりますので、乞うご期待ください!

10年継いできた火を絶やさぬように、また一年歩みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

追伸:
昨年内にこのブログでお伝えしようと思っていた記事が滞っております。
順次アップして参ります。

<理事長・岡井>

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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今年は、当法人設立から10年の節目を迎えます。

様々な方に支えられて、10年間活動を継続できました。
感謝を申し上げます。

この10年の間、日光門前の街並みや日本の観光をとりまく状況は大きく変わりました。
また、「日光」は合併を以って広大な市域となりました。
魅力も増えた一方で、地区としての課題も同じ状況といえます。

当法人は、設立以前の諸先輩方の活動の蓄積を継ぐ形で設立されましたが、
「まちづくり」や「市民活動」の何たるやは手探りのままスタートした団体であったとも言えると思います。
いわば、ヨチヨチ歩きの状況からスタートし、七転八倒でここまでやって参りました。

今年はこれまでをふりかえり、検証しつつ、
次の10年、次の世代としての25年、30年を見据えるための一年としたいと考えております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

<理事長・岡井 健 / 役員一同 >

9年目の日光門前まちづくり

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「特定非営利活動法人 日光東町みんなのまちづくり」としてスタートしたのが、2006年の初秋でした。

“よちよち歩き”ではじめた“みんなのまちづくり”も今年で9年目を迎える事となりました。

大通り沿いのリニューアルは大きな契機であり、引き続きの課題です。
しかし、それのみならず様々なまちづくりに取り組んで参りました。
日光門前地区は、単に“ハード整備が進行している”というわけではありません。

歴史の重層の中にある小さな町ならではの難しさを、活動の中で幾度となく経験しました。
その中にあって、ここまで活動を継続できたのは、それぞれの日光のまちへの思いの賜物だと思います。

「やはり人」という結論めいた話しはよく耳にします。全く同感である一方で、それをひと言で表現する危うさを感じるのも事実です。
平易な言葉では表せない複雑さを「人」であり「つながり」は孕んでいます。
「まち」の中で、「人」の中で、取り組むまちづくり。
その先にある楽しみやつながりを共有できる時間が、ようやく持ててきたと思っております。

…少々、いや、だいぶ重々しい事を書き連ねておりますが、まちづくり、地域づくりにマジックなどありません。
つまりは、一つ一つ課題を解決する長い旅に出る覚悟があるかどうかなのです。

一歩一歩積み重ねて参りましょう。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

(2014年9月 理事長 岡井 健)