補償って?

補償についてQ&A方式で解説された書籍があります。
その冒頭に、こう書いてあります。
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 公共事業のために用地買収が行われる場合、補償金は多ければ多いほどよいと思うのは、買収される権利者の本音でしょう。
 反対に、世間一般の人々の中には、公共事業が行われると権利者の住まいがたちまち立派になり、補償金ぶとりしているのではないかと思う人もいるのではないでしょうか。この両方の見方は、実は損失補償制度の基本にかかわっているのです。
 なぜならば、公共事業のために損失をこうむる権利者に対しては、手厚く補償がされなければならないのは当然ですが、公共事業は国民の生活の利便のために、国民の税金で行われる事業ですから、理由のない補償金を支払うことはそれだけ余分の税負担を強要する事になるからです。
 憲法二九条三項が「正当な補償」と定めているのは、補償金の支払を受ける者と究極的に補償金を負担することになる一般国民との間の利害調整の制度として損失補償制度を予定しているものと考えられます。
 損失補償制度はひとつの法制度です。しかし、その内容は単に法令の解釈によって確定できるものではなく、きわめて専門技術的な財産評価を要するものです。
 補償金の算定は大変難しいのです。それだけに、一般の人々にとって、補償金がどのような基準にもとづいて、どのように評価算定されるかは、そう簡単に理解できないのはないでしょうか。
「くらしの相談室 用地買収と補償」 小高 剛 著 (有斐閣選書)
初版はしがきより一部引用
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この本、現在はちょっと手に入りにくいようですが、こちらから。
このはしがきを読むだけでも、「公共事業が入ると、被補償者は現在の価値以上に立派な家を建てられる」というのは、誤解であることがわかります。
<岡>

弥生祭展開催のお知らせ

日光の春は、弥生祭から。
お祭りが近づいています。
当NPO主催の「弥生祭展~祭(いの)りのかたち~」の現時点で開催予定をお知らせいたします。
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「弥生祭展~祭(いの)りのかたち~2009」
開催日時:平成21年4月5日(日)~4月19日(日)
会場:   
 メイン会場:郷土資料センター
 サテライト会場:東武日光駅(こちらは3月28日~開催予定)・JR日光駅(調整・交渉中)
※時間は各施設の営業時間に準じます。
展示内容: 
・各町裃と提灯や資料など
・写真(フォトコンテスト作品、過去の弥生祭の様子)
・過去のポスター   等
4月16日(木)は郷土センターにてお茶の接待をさせていただきます。
無料ですので、お気軽にお立ち寄りください。
主催:NPO法人 日光東町みんなのまちづくり
協力:日光二荒山神社・東武日光駅・JR日光駅・日光市
後援:下野新聞社
弥生祭展スタッフblogはコチラ↓
http://ameblo.jp/yayoisai10/
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春が、来る。
<岡>

講演会クイックレポート

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昨夜開催されたJC日光主催の講演会の模様です。
今市JCさんや行政の方々も出席されていたようです。
講師の青田さんによる、タイトル通り、これまでの「日光のまちづくり」のアーカイブ的な講演でした。
そして、「人の話を聞く」ということの重要性と、今後の可能性を感じる講演会だったように思います。
あくまで私意ですが、NPOでも来年はいろいろな方にお話を伺えればと、ぼんやりとですが考えています。
クイックと題しましたが、あまりクイックではありませんね(^^;
失礼。
<岡>

講演会のお知らせ

(社)日光青年会議所3月第1例会
「日光にまちづくりはあるのか ~経過と展望~」
とき:2009年3月20日(春分の日) 19:00~21:00
ところ:日光市交流促進センター 研修室 (日光市所野2854)

大きな地図で見る
講演「日光にまちづくりはあるのか ~経過と展望~」 
みんなのまちづくりコーディネーター  青田浩光 氏

「まちづくり」について考えたことはありますか?
わがまちでも様々なまちづくりが行われています、そして、そのまちづくりを行うのはこのまちに住む一人一人です。
この機会にぜひ「まちづくり」について考えてみませんか!
主催:社団法人 日光青年会議所
協力:NPO日光東町みんなのまちづくり
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NPOでも協力させていただいてます。
是非ご参加ください!
<岡>

樹木調査

3/8(日)
東町地区の樹木調査を実施しました。
これは、「日本風景街道」という事業の一環として行いました。
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重要樹木と、沿道の緑化の状況を簡易調査しました。
詳しくは後ほど。
<岡>

お詫びと編集後記

◆お詫び
先日より配布され「日光東町まちづくりかわら版」のvol.5(第五号)の紙面におきまして、石屋町の町印が誤って表示されている箇所がございました。
表面の街路灯特集記事の右下部分です。
火袋の胴に入る町印を示した図中の石屋町の町印は、正しくは左右逆になります。
(紙面では鏡の状態で表示されてしまっています)
↓こちらが紙面掲載した画像です。
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↓これが正解です。
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訂正してお詫び申し上げます。
ご迷惑、ご心配おかけしまして申し訳ございませんでした。
◆編集後記
かわら版、blogをご覧いただきありがとうございます。
おかげさまで、かわら版の方は、vol.5(第5号)を発行する事ができました。
このblogも少しづつ見ていただける方が増えているようです。
今回のかわら版では、勝手が分からないまま「インタビュー」という試みをしました。
街路灯のデザインを担当された倉澤實さんにお話を伺い、ipodに録音して記事にしました。
これを機に色々な方へインタビューをして、記事にしていきたいと思います。
我こそは!というお申し出もお待ちしています。
それから、前述の町印の件は、手落ち・推敲不足で申し訳ございませんでした。
しかしながら、不謹慎承知で申し上げますと、自分は今回の事を大変嬉しく思っています。
これまでは、皆様にどのように紙面を見ていただけているかが、なかなか実感が持てないまま書いていましたが、今回のことでそれだけ紙面を見ていただいているという実感が持てたからです。配布後間もなくご指摘いただけたことは、本当に有難く思います。
(恥ずかしながら、実は当該町は自分の住む町内で、大先輩方にご指摘をいただいたわけです。)
上記二点、経験として、今後に活かしていきたいと思っておりますので、ご容赦ください。
さて、そろそろまちは4月の祭りの準備でしょうか。
季節の変わり目、皆様お体に気をつけてお過ごしください。
<編代・岡>

懇談会

平成21年2月28日(土)19時から21時30分まで、日光市日光支所建設課様、都市施設課様とNPOとの2度目の懇談会を持ちました。前回開催されたのが平成20年6月でしたので、およそ8ヶ月ぶりの意見交換会でした。
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NPO側ではこれまでの活動の経過を説明し、日光市様からは日光東町に関わる活動をご報告頂きました。それぞれの説明、報告は意外に多くの内容、論点がありました。
懇談の中にあって「地域住民への周知」という問題が改めて浮き彫りになりました。行政としては説明会を開催したり広報に載せたり、という手法をとって周知を図っているということですが、説明を受ける住民側では、構想、計画段階の話しを聞いてもピンのこないとか、実施までに時間が開くため忘れ去られてしまう場合が一般的です。そのことは日光市様にも再認識頂きました。
また、街路の拡幅の計画があっても、拡幅によって建て直しになる世帯とそうでない世帯とでは行け止め方に違いはありますし、補償問題等具体の話にならないと真剣が増さないということもあるようです。このような住民の反応は容易に想像できますので、そのための対応も事前に組み立てられるはずです。
また知識としては知っていても、理解やさらには納得のレベルまで地域住民への周知が図られるためには、継続的な説明会の開催やいわゆる口コミ的な活動が必要です。
このため、まちづくりNPOの大切な役割のひとつが、行政と住民、住民と行政をつなぐ接着剤になることであろう、との認識も共有できました。
日光市様も地域住民への周知やコミュニケーションの大切さを十分認識されておられ、従前に比べて、格段の努力を頂いているようです。溜飲が下がる思いがしました。
これからも、日光東町のよりよいまちづくりの推進のため、日光市様とNPOとの懇談の機会を持ち、情報の共有化を図っていくことで合意致しました。また「まちづくり瓦版」の発行についても「紙の提供」等支援を頂くことも可能である旨、ご提案頂きました。
「まちづくり」は地域住民と行政との協働が必要です。両者が戸を建てることなく、風通しの良い関係を作ることが基本である、ことが確認できたことも大変な収穫でした。
まちづくりに関する透明性の高い決定プロセスや情報格差の是正は、住民参加のまちづくりを進める上で重要なポイントです。景観条例の補助金を受け取った人と仕組みを知らなかった人では、後々不公平感が生まれ、禍根を残すことになるでしょう。まちづくりの原則論からすれば「知らなかった人が悪い」とは参りません。
住民参加や民主主義というものは手間や時間がかかるものです。こうした点に鈍感になり、丁寧な対応を怠れば、決してよいまちづくりは出来ないものと思います。NPOが地域のまちづくりの代弁者として地域の理解と賛同を得る努力をしながら、地域の方々への情報の提供、課題の把握、合意の形成に一層努力するとともに、行政サイドにもまちづくりの原理原則にのっとった丁寧さ、透明性、分かりやすさ、にさらなる対応を促したいと、改めて思い直した次第です。
まちづくりは住民一人ひとりが主体であり、関係者です。また子々孫々に対する責任の上からも誰ひとりとして傍観者ではいられません。わたしたちNPOは「みんなのまちづくり」という設立の原点を忘れず、住民のみんなが「誇れるまち」「暮らしやすいまち」になったと喜びを分かち合える、そんなまちづくりを目指したいと思います。
<青> 日光市の皆様には休日にも関わらずご参集頂き、また長時間にわたし真摯にご対応くださり、ありがとうございました。大変実り多い懇談であったと思います。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。これからもご協力方、アドバイス方よろしくお願い致します。 <日光東町みんなのまちづくり懇談会参加者一同>