【報告】世界遺産サミットが開催されました!

2019年 11月21日(木)、22日(金)の二日間、日光を舞台に「第6回 世界遺産サミット」が開催されました。

■2日間にわたり日光各所で開催!全国から延約480名が参加!
世界遺産サミットは、「保全」や「活用」についての取り組みの情報・課題共有や、地域間の連携などを目的に、2014年10月に京都で初開催されて以降、日本の世界文化遺産に関係する地域で、毎年持ち回りで開催されています。今回は「日光の社寺」の世界文化遺産登録20周年を記念して、日光の地で開催されました。
報道各社や実行委員会の発表では、2日間で延べ約480名の参加があったとのこと。各プログラムとも盛会となりました。
当法人でも、この開催に協力いたしましたので、ご報告いたします。

■エクスカーションのガイド役として
2日目のプログラム「エクスカーション」のガイド役を当法人の役員等が担当しました。表参道から鉢石を経て、日光行政センターまでをご案内。短い区間でしたが、これまでの「日光ぶらり」でのガイドの経験を活かし、歴史のみならず日光門前にまつわるアレコレをご紹介しました。
ご参加いただいた、ある自治体の教育長さんからは、「日光は現役の若い世代の方々が自分のまちをガイドできて素晴らしい!!」というお褒めの言葉をいただきました。

■分科会のコーディネーター役として
理事長・岡井が第3分科会のコーディネーター役を担当しました。
テーマを「新たな“旅”や“観光”と地域づくり」とし、日本各地で活躍されている民間団体・事業者の方々にパネラーとしてお集まりいただきました。
(第一分科会は保存継承、第二分科会は東日本連携というテーマでした。)
各地の現場での課題や工夫した取り組み状況の共有など行いました。
ディスカッションの中で得たポイントは「“ブーム”より“ルーツ”」「旅・観光を表層から深層へ」「旅や観光の帰着先は“人”」という大きく3点あったと思います。インバウンドの隆盛と、今年に入ってからのコロナ禍を経験した今、「旅」や「観光」のあり方をもう一度足元から見つめ直す必要があるのではないでしょうか?
この分科会でのパネルディスカッションの要旨は、翌日の全体会議の場で発表しました。
なお、この分科会を含むサミットの記録(記録誌)は、日光市のホームページ上でPDF形式にて公開されていますので、是非ご覧ください。

▼サミット記録集はこちらから
https://www.city.nikko.lg.jp/kouryuu/sekaiisansamitto.html

■もちろん、懇親会も!
1日目の分科会の後には、当法人の呼びかけにより懇親会も開催しました。
全国の世界文化遺産に関係する方々と、湯波などの日光料理を食べながら各地の世界遺産談義で盛り上がりました。
(冬の入り口の11月末の宴席。どこかからか、春の音色がしました。笑)

ご参加いただきました皆様、関係者の皆様、企画から実施まで担われた日光市観光課様、大変お世話になりました。
第2分科会では、「東日本連携」も確認されたとのこと。
これが一つの契機となり、世界遺産とそれをとりまく地域での「保全・保存」と「活用」がより良いものになっていくことを願っており、当法人もその一助となれればと思います。

<事務局・編集部>

日光ぶらり「地名と地形を巡る門前町さんぽ」を開催しました!

9/23(月・祝)、日光ぶらり「地名と地形を巡る門前町さんぽ」を開催しました。
台風の影響により、雨模様の中でしたが、遠方からのご参加もいただき、「地名」と「地形」の視点でまちあるきをしました。

地形図や古地図、今はあまり使われなくなってしまった字名(実はこれが大きなカギ!)の手書き地図などを使って、往時の姿をイメージしながら巡りました。
ネットやgoogleマップだけではわからない、地名の情報。
歩いてみないとわからない、それらの地形との関係性。

ご参加いただいた方々からは、好評をいただいました!

次回は10/27に開催します。

詳細はこちらから↓
http://blog.npo-nikko.jp/?p=1829

お申し込みはこちらから↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6ce9186d506697

<事務局>

[レポート]世界文化遺産地域連携会議の総会に出席してきました!

8月6日(月)

当法人も会員となっている「世界文化遺産」地域連携会議の総会に出席しました。

毎年、霞ヶ関にて開催されています。
今回は、年度の報告や事業計画と共に、一般社団法人化が可決されました。
(これまでは任意の団体でした)
法人化した当組織の事業の三本柱の一つには、「世界遺産の“まちづくり”」とありました。
各首長から出された各地域の課題は、保存・維持から活用へ、景観の維持向上、など多岐に渡りますが、ますます地域の課題を官民協働、つまり、「地域」で解決していく必要性が感じられます。
また、2020年のオリンピックパラリンピックまでの各地の催事リレーなども構想中である旨が報告されました。

毎年開催されている「世界遺産サミット」、今年度は姫路市にて11月に開催予定です。(今年も理事長・岡井がパネラーの一人として登壇予定です。)
今回も沢山の方に是非お運びいただければと思います。

なお、このサミットは、来年(2019年度)の秋には日光にて開催予定です!!
日光は来年、世界遺産登録20周年を迎えます。

▶過去の関連記事
[レポート]「世界文化遺産」地域連携会議の総会に出席しました。(2017.8.4)
http://blog.npo-nikko.jp/?p=1623

<理事長・岡井>

平成30年度通常総会を開催しました

6月26日(火)、平成30年度の通常総会を開催しました。

昨年度の報告、今年度の事業計画について審議し、全ての議案が可決されました。

今年度も昨年度に引き続き様々な事業を行って参りますが、
その中でも、新たなステージへと進化しそうな萌芽が出てきました。
一つは、日光門前まちづくりの“柱”とも言えるまち並み景観への取り組みについて。
日光門前地区のまち並み整備も、現在、3か町目となる御幸町の整備が進んでおりますが、
今年度は、まち並みづくりのための新たな組織
「(仮称)日光東町まちなみ検討会」
が動き出すこととなりました。
(日光東町まちづくり推進委員会にて決議されました)

そしてもう一つは、まちあるき。
この秋に、日光市観光推進協議会のガイド部会が中心となり、
日光市内各地でまちあるきや自然ガイドに取り組む各団体有志による日光のまちあるきの博覧会の実施が決まりました。
我々が(少しづつではありますが)地道に取り組んできたことが一つの形になりそうで、嬉しい限りです。

これらについては、詳細をこれから詰めていかなければなりませんが、
日光門前まちづくりも当事者の一団体として、引き続き積極的に関わって参りたいと思います。

今年度も、日光門前まちづくりの活動について、ご理解、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

<事務局長・小池>

【受付終了】トークライブ 「これからの「ニッポンの旅」とは?」 お申込み受付を終了しました!

7月4日開催のトークライブの受付を本日昼に終了いたしました。
沢山のお申込みをいただきありがとうございました。

日光まちづくり講座Vol.6チラシV2終-01

当日、ご参加いただける皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

お申込みいただいた方々用のお問い合わせアドレスはこちらになります▼
nikkomonzen☆gmail.com
(☆を@に変えて送信下さい。)

なお、本企画として駐車場のご用意はございません。
なるべく公共の交通機関をご利用いただくか、お車でお越しの際は
会場周辺のコインパーキング等をご利用下さい。

(事務局)

新春日光ぶらり第二弾、参加募集!

お伝えしております、新春日光ぶらり第二弾の参加募集を開始いたします!

■[第二弾:1月16日(土)]
「日光の門前町はどうやって作られたのか?part2〜社寺を支えた門前町」

新春は、ブラタ●リを辿って、日光ぶらり

まちあるき「日光ぶらり」のガイドであり、ブラタ●リ日光編の番組取材にも協力、アドバイス役も務めた
NPO法人日光門前まちづくりのスタッフがご案内いたします。
番組でも登場した日光の門前町を巡ります。
また、登場しなかったけれど、候補として挙げていたスポットなどもご案内いたします。

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●開催概要
とき:平成28年1月16日(土)

西町コース:10:00〜11:30
テーマ▶︎江戸時代、西町には誰が暮らしたか?〜西町の生業を探る
番組登場スポット:金谷侍屋敷

東町コース:13:30〜15:30
テーマ▶︎“はじまりの日光”と東町を守った地形、作った地形
番組登場スポット:宮前だんご、民地内石段

<西町コースの集合・受付>
9:50 集合・受付(日光総合会館)
10:00 出発、日光総合会館→石枡の道→御用邸→金谷侍屋敷(見学)
→日光奉行所跡(解散)
11:30 解散(日光奉行所跡)

<東町コースの集合・受付>
13:20 集合・受付(神橋 板垣退助像前)
13:30 出発、上鉢石駐車場→鉢石→観音寺→日光総合支所
→下鉢石・新谷→宮前だんご(休憩)→大横町→
虚空蔵尊→稲荷神社→石屋町公園→東武日光駅
→JR日光駅(解散)
15:30 解散(JR日光駅)

<定員>
各コース20名(先着順)

<参加費>
各コース:1,500円(お一人様)
両コース通しでのご参加はお一人様2,000円
(当日、受付にてお支払下さい。)

<オプション>
●金谷侍屋敷でのランチ
番組後編に登場した、イザベラバードの宿泊で知られる侍屋敷です。
150年前、ここがゲストハウスとなったことで、日光の避暑地としての歴史がはじまります。
金谷ベーカリーが提供するランチを、ご希望の方と
1日通しコースにご参加される方には、特におすすめです。
※ランチ代は各自ご負担願います。

<申込方法>
お申し込み期限:1月15日まで。ただし、20名限定先着順につき定員に達し次第締め切ります。
お申し込み先(お問い合わせ先):NPO法人日光門前まちづくり事務局 まで
メール nikkomonzen@gmail.com
FAX 0288-54-2032
お名前、住所、参加人数、当日の連絡先(携帯電話番号等)、
オプション参加の有無を記載の上、お申込下さい。
追って受付票を発行致します。

<事務局>

マップができました!!(日光門前まちなかギャラリー開催中です)

日光門前まちなかギャラリーは、日光門前地区一帯にて開催中です。(〜4月17日まで)

マップを手に街なかを歩いてみて下さい。春の日光、いや、春までもうすぐの日光です。

…そう、日光の春は、あのお祭りから。

写真 1-3 写真 2-4

 

■会場一覧
●油源(上鉢石町)
・小栗宅(上鉢石町)
・竹内物産店(上鉢石町)
・ヨイノクチ(上鉢石町)
・三ツ山羊羹本舗(中鉢石町)
・シャレルタカナシ(下鉢石町)
・海老屋(下鉢石町)
・湯沢屋(下鉢石町)
・山中商店(下鉢石町)
・ひの車(御幸町)
・近嵐商店(御幸町)
・深谷生花店(御幸町)
・たぐち花店(御幸町)
・菓匠押山(御幸町)
●カフェ&ギャラリー仁右衛門(石屋町)
・三島屋(石屋町)
・吉新組(松原町)
・日野屋酒店(松原町)
・さかえや(松原町)
・そっと・ぼーちぇ(松原町)

・日光市役所日光総合支所(中鉢石町)
●日光郷土センター(御幸町)※展示は無し

※一覧中の●はスタンプラリーのチェックポイントです。
※郷土センターはスタンプラリーの最終チェックポイントです。(展示はございません。)

<事務局>

日光門前まちなかギャラリー「Nikko is Nippon」本日より開催!

日光門前まちなかギャラリー〜Nikko is Nippon〜を本日3月15日より開催しております。

nikkoisnipponロゴ

 

nikkoisnipoonリード2

日光を端的に、かつ美しさを的確に切り取ったポスターシリーズである「Nikko is Nippon」

このシリーズの中から21の作品を、日光門前のまちなか一帯をギャラリーに見立て、店先などに展示をする企画です。

日程:平成26年3月15日(土)〜4月17日(木)
場所:日光門前地区(主に国道119号沿い)にて

※各会場での展示は、会場(店舗等)の営業日、営業時間に準じます。

《スタンプラリー開催!》
各会場で配布するマップに、下記会場の中の3ヶ所(油源、カフェ&ギャラリー仁右衛門、郷土センター)でスタンプラリーを開催します。
こちらは3月28日(金)より開催いたします。
おいでの際は日光の春を集めて下さい。

主催:世界遺産「日光の社寺」プロモーション委員会
実施団体:NPO法人日光門前まちづくり

■会場一覧
●油源(上鉢石町)
・小栗宅(上鉢石町)
・竹内物産店(上鉢石町)
・ヨイノクチ(上鉢石町)
・三ツ山羊羹本舗(中鉢石町)
・シャレルタカナシ(下鉢石町)
・海老屋(下鉢石町)
・湯沢屋(下鉢石町)
・山中商店(下鉢石町)
・ひの車(御幸町)
・近嵐商店(御幸町)
・深谷生花店(御幸町)
・たぐち花店(御幸町)
・菓匠押山(御幸町)
●カフェ&ギャラリー仁右衛門(石屋町)
・三島屋(石屋町)
・吉新組(松原町)
・日野屋酒店(松原町)
・さかえや(松原町)
・そっと・ぼーちぇ(松原町)

・日光市役所日光総合支所(中鉢石町)
●日光郷土センター(御幸町)※展示は無し

※一覧中の●はスタンプラリーのチェックポイントです。
※郷土センターはスタンプラリーの最終チェックポイントです。(展示はございません。)

※この会場の中の3ヶ所にてスタンプラリーを準備中です。詳細が決定次第お知らせいたします。

春が、来る。

是非、「日光の春」を探しながら街を巡って下さい。

<事務局>

 

日光門前まちなかフォーラムを開催します!(2014.3.5)

いのりのまち帯

大通りの拡幅事業等、大きな課題を抱えながら進む、日光門前のまちづくり。

どのような課題があり、将来に向けてどのように考え、どのようにアクションを起こして行くべきなのでしょうか。

さまざなま「場」で検討され、活動しているという現状を、一同に介して「共有」する場を設ける事で、今後のまちづくりの大きな力となればと思い、フォーラムを企画いたしました。

初開催の今回は以下の3本立です!!
3つのテーマ(プログラム)は設けますが、ティータイムやギターの演奏もあり、さらには会場にいらした皆さんとの意見のやりとりやオープンマイクの時間もつくれればと思っています。
これまで、今、そして20〜30年後の日光門前の将来の姿をみんなで話してみませんか?

開催日時:平成26年3月5日(水) 18:30〜20:30
開催場所:日光市役所日光総合支所 2階大広間(旧議会室)にて

(1)大通りのまちなみ、まちづくりのこれまでと今後のこと
駅前から神橋までの大通りの拡幅事業が進んでいます。拡幅に伴い、まちなみもリニューアルしていますが、今後のまちなみのあり方について「日光東町ワーキンググループ」で月一回の話合いが行われています。その様子、検討内容についてお話しいただきます。

2)卒業論文発表「近代日光の変容―東町を中心として―」
京都造形芸術大学歴史遺産学科4年生の飯村檀さんによる卒業論文の発表です。近代日光の「まち」の変容について、貴重な資料を基に読み解いたものです。日光のまちの辿った歴史は、意外と見過ごされてきた部分かもしれません。

3)「NPO法人日光門前まちづくり」は(実は)こんな活動をしてきました!
今回の主催団体である「NPO法人日光門前まちづくり」は、設立から7年が経ち、更にこの門前地区の将来を見据えて活動中です。これまで取り組んだ様々なプロジェクトをご紹介いたします。

更なる詳細は近日更新!

(事務局)

日光門前ぐるっとまち歩きツアー」を開催しました。

去る5月の日光“新緑”マルシェにて当法人主催の「日光門前ぐるっとまち歩きツアー」を開催いたしました。

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まちの裏手にある虚空蔵尊。このツアーで紹介いたしました。秋にはこの境内にある大杉神社の祭典もあります。

日光門前のまちなかを案内するツアーの組立は、NPO設立当初からの検討課題でした。

「マルシェの会場と、まちなかの隠れた魅力をお伝えするツアーをやってみよう!」という事で、実験的に開催いたしました。

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ガイド役は当法人事務局長の小池秀明が、サポートは理事長の岡井がつとめました。

150486_360756260694818_957850307_n東武日光駅前の新たな道路整備空間では

●街路灯は、なぜ龍なのか?

●電灯の部分に何かマークが入っているけど、これは何ですか?

●新しい歩道の舗装の模様は何?

そんな質問にお応えできる説明をたっぷりと。

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 石屋町街区公園では、石屋町の本家体(ほんやたい)をご覧いただきました。

「昔はこれを、屈強な男衆16人で担いでいました」「へぇ!」なんてやり取りも。

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 マルシェの会場である大金商店さんにも立ち寄りました。参加された方の中には野菜を購入される方も。

この横町は「福留横町」と呼び、ここから裏通りへ向かいます。

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稲荷神社です。日光マルシェの会場としても境内お借りしている神社。(※この時はおやすみしました)

まちの裏手の静かな環境の中にある「まちの神社」です。西行の戻り石の説明などををしていると、ご近所のiさんから「稲荷神社の説明の紙持って行ってー!足らなければあるから!」とお声をかけていただきました。

この神社には謂れを含めた説明のペーパーが用意されていますので、訪れた際には是非ご覧下さい。

その昔、この神社はこの場所にはありませんでした。さて、どんな歴史を辿ってここに鎮座したのでしょうか。…答えは、説明のペーパーで!

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大通りと裏通りを“ぐるっと”歩くとこんな風景にも出会えます。大通りだけを歩いていては見えない角度。

この他いくつかご紹介しましたが、ここでは紹介を控え、参加された方だけの「お土産」とさせていただきます。(^^;

 お店に立ち寄ったり、各自昼食をとったりと、実験ながら充実のまち歩きとなりました。

もちろん、課題解決や工夫を重ねて今後も取り組んで行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

お楽しみに!

今回参加された方々、暑い中本当にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

《関連する規範の項目》
「日光東町を巡るツアーを企画しましょう」

http://www.npo-nikko.jp/kihan/kihan_1_5.html

<編集部>